ホワイトニング
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ホワイトニングの種類
ホワイトニングには歯科医院で行うオフィス・ホワイトニングとご自宅で行うホーム・ホワイトニングがあります。
オフィス・ホワイトニングとは、歯科医院で歯に直接ホワイトニングの薬剤を塗布して、ホワイトニング用のライトを照射することにより、約1時間で歯を白くする方法です。短期間で手軽に歯を白くしたい方におすすめです。
ホーム・ホワイトニングとは、専用のトレー(マウスピース)を作製し、ご自宅でホワイトニングの薬剤をトレーに注入して装着。1日1回、約2時間を目安に3週間継続していただいて歯を白くする方法です。手間はかかりますが、気になった時にすぐにご自宅で何度でも実施できることが利点です。
詳しくは下記の説明をご覧ください。
オフィス・ホワイトニング
オフィス・ホワイトニングによる色の変化
飲食物や喫煙による着色、あるいは加齢により変色してしまった歯に対してホワイトニングを実施することにより、 歯本来の白さを取り戻すことができます。為害作用はほとんどなく、歯を削る必要もありません。 1回あたり約1時間で手軽に歯を白くすることができます。ただし、作用するのは天然歯の部分のみとなります。失活歯(神経をとっている歯)や充填物(人工物)は白くなりません。それから、犬歯や歯頚部(歯肉のすぐ上の部分)はホワイトニングの作用が現れにくいことがあります。 天然歯の部分は白くなりますが、作用の現れ方には個人差があります。このため、1回の施術では十分な作用が得られない場合には、1~2週間毎に2~3回の施術が必要になる場合があります。それでも白さが不十分だと感じられる場合には、ホーム・ホワイトニングの実施やセラミックによる修復など、別の治療法の検討が必要になります。 また、 ホワイトニングの作用はずっと続くものではありません。時間の経過とともに徐々に後戻りしますし、 飲食物、喫煙などによる再度の着色や加齢による変色も起こります。 こういった場合には再治療が可能です。 個人差がありますが白さを維持するためには半年から1年に1回程度の施術をおすすめします。

オフィス・ホワイトニングの注意点
- 1.
- 1回の施術には30分~60分程度の時間がかかります。
- 2.
- 施術後、最低30分間は飲食、喫煙を控えて下さい。
- 3.
- 施術後、最低24時間は着色しやすい飲食物(カレー、コーヒー、ケチャップ、赤ワインなど)と酸性の強い飲食物(炭酸飲料、レモンなど)の摂取ならびに喫煙を控えて下さい。
- 4.
- 施術後、知覚過敏症状(冷たいものがしみる)や鈍痛(ずーんと痛む)が出現する事があります。
ほとんどの場合はがまんができる程度で1日から数日でおさまります。
症状出現時は知覚過敏用歯磨き剤の使用で軽減することができます。 - 5.
- 施術後、歯の周りの歯肉が白濁したり、しみることがありますが数日間で自然に治癒します。
- 6.
- 歯の表面に微小な亀裂や石灰化不良部位がある場合など、漂白作用が部分的に先行して線・帯・スポット状に白色が強く出る場合があります。気になる場合には複数回の施術を行うかホーム・ホワイトニングの実施にて改善することができます。
日常のお手入れについて
白い歯を持続するためには、着色しやすい飲食物の摂取ならびに喫煙をできる限り控えてホワイトニング作用のある歯磨き剤の使用をおすすめします。

ホーム・ホワイトニング
ホーム・ホワイトニングの治療の流れ
STEP 1 お口の状態の確認
ホーム・ホワイトニングに適しているかをチェックし、ホワイトニング前に治療が必要な歯があれば先にそちらの治療をおすすめします。 ホーム・ホワイトニング専用のトレーを作成するための歯型をとります。

STEP 2 出来上がってきた専用トレーの適合を確認し使用法の説明を行います。
ホワイトニング開始前に歯のクリーニングを行います。 ご自宅で1日1回2時間を目安に3週間トレーの装着を行ってください。 3週間後に状態の確認を行います。

ホーム・ホワイトニングによる色の変化
基本的にはオフィス・ホワイトニングと同様の作用が得られますが、オフィス・ホワイトニングとの違いは、時間をかけてじっくり歯を白くするので、歯の表面がまだらな状態でも徐々に均一になることです。
ご自宅で自分できますので、ホワイトニングの薬剤を追加購入すれば、 気になった時にご自宅で何回でも実施できるのも利点です。ただし、オフィス・ホワイトニングと同様、失活歯や人工物は白くなりませんし、その作用には限界もあります。
ホーム・ホワイトニングの注意点
- 1.
- ホワイトニング材は冷蔵庫(冷暗所)で保管して下さい。
- 2.
- トレーを装着したまま眠らないで下さい。
- 3.
- トレー装着の前後に歯磨きを行って清潔にして下さい。
- 4.
- トレー装着中およびトレー除去後最低30分間は飲食、喫煙を控えて下さい。
- 5.
- ホーム・ホワイトニング実施期間中の3週間は、着色しやすい飲食物(カレー、コーヒー、ケチャップ、赤ワインなど)と酸性の強い飲食物(炭酸飲料、レモンなど)の摂取ならびに喫煙をできるだけ控えて下さい。
- 6.
- ホワイトニングを続けていると、知覚過敏症状(冷たいものがしみる)が出現する事がありますが、症状出現時は知覚過敏用歯磨き剤の使用で軽減することができます。しかし、知覚過敏症状があまり強くなるようならホワイトニングを中断する必要がありますので当医院スタッフにご相談下さい。
- 7.
- トレーからホワイトニング材がはみ出た状態でホワイトニングを続けると、歯の周りの歯肉が白濁したり、しみることがあります。トレーを装着したらはみ出たホワイトニング材はティッシュなどでふきとって下さい。ホワイトニング材が歯肉につかないようにすれば自然に治癒します。
- 8.
- 歯の表面に微小な亀裂や石灰化不良部位がある場合など、漂白作用が部分的に先行して線・帯・スポット状に白色が強く出る場合があります。これはホワイトニングを継続することにより徐々に改善されます。
日常のお手入れについて
トレー装着の前後に、丁寧に歯磨きをしてください。また、オフィスホワイトニングの場合と同様、白い歯を持続するためには着色しやすい飲食物の摂取ならびに喫煙をできる限り控えてホワイトニング作用のある歯磨き剤の使用をおすすめします