診療案内|京都市下京区の歯医者・歯科|本多歯科医院

〒600-8363
京都市下京区大宮通
丹波口下る大宮1丁目554番地

メニュー メニュー

診療案内

歯周病治療・予防

歯周病とは、歯の根の表面のセメント質、歯をささえている骨(歯槽骨)、歯肉などの歯周組織が破壊される病気です。歯周病の大きな原因は歯の周りの汚れである歯垢(プラーク)と、プラークが石灰化して固まった歯石です。このため、歯周病治療の大きな柱は、「歯のクリーニング」と「クリーニングしやすい環境を整えること」です。

歯のクリーニングは、見た目の問題だけではなく、歯周病を予防する上でとても重要です。
歯の表面をこすると、白っぽい粘着質の物体が取れるかと思います。これがプラークです。プラークは、歯の表面に付着した糖分などを栄養に細菌が繁殖して出来上がります。いわば細菌のかたまりです。プラークは、むし歯や歯周病の原因になり、口臭の原因にもなります。

プラークは歯磨き(ブラッシング)で除去できますので、ご家庭での日々のお手入れがとても重要です。歯ブラシだけでなく、歯の状態に応じてフロスや歯間ブラシも併用すべきです。頑張って歯を磨いているつもりでも、意外にプラークが残っているものです。きちんと磨けているか歯科医院でブラッシング指導を受け、定期的に清掃状態をチェックしてもらうのが良いでしょう。

プラークを放置していると、唾液中のミネラル成分によって固まり(石灰化)、歯の表面に硬くこびりついてしまいます。これが歯石です。歯石には汚れが着きやすく、細菌のたまり場になったり、歯槽骨が減少する原因となるため、除去が必要です。しかし、歯石の状態になると、ブラッシングでは取れないため、歯科医院で、スケーラーという器具を用いて取り除く必要があります。

歯石が大量に付着している場合や、歯周組織に炎症がある場合は、歯石除去(スケーリング)の際に痛みが出ることがあります。当院では、トレーニングを受けた歯科衛生士が、出来る限り患者さまに不快な思いをさせないように細心の注意を払って実施しております。多くの患者さまに、「気持ちよかった」、「さっぱりした」、「次に来るのが楽しみ」といったお褒めの言葉をいただいております。

「歯のクリーニング」と並ぶもう一つの柱が「クリーニングしやすい環境を整えること」です。不良な被せ物や詰め物が入っていては、いくら頑張ってブラッシングをしてもくり返し歯周組織が炎症を起こすことになります。このような場合は、不良な被せ物や詰め物を適した形に直す必要があります。また、歯周病が重症化して、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯ぐきの間の溝が深くなってしまった場合、いくらブラッシングを頑張っても自分では清掃できない状態になってしまいます。このような場合は、歯周外科と呼ばれる手術を行い、歯周ポケットを浅くします。必要に応じて歯周組織再生療法も実施します。
その他にも、かみ合わせや、歯ぎしりが歯周病を悪化させる要因になりますので、これらの要因が影響している場合は、あわせて治療を行います。

歯周病が進行してしまい、改善不能と診断された歯で、無理に残しておくと健康な歯にまで悪影響を与える可能性がある場合や、痛みや動揺が強くて摂食に支障が出ている場合などは抜歯します。ただし、多少、歯がぐらぐらしていても患者さまが出来る限り抜歯をしない治療をご希望された場合は、とことん抜かずに治療を行うことも可能です。ぐらついている歯は、必要に応じて固定を行います。

状態が安定すればメンテナンスに移行します。メンテナンスの間隔は中高年の場合、3か月に1回が基準となります。若年者で歯周組織が健康であれば6か月に1回でも問題ありません。逆に、歯周病が進行している場合は毎月ご来院いただいた方が良いと思います。
患者さまのお口の状態にあわせたメンテナンスの間隔をご提案いたします。

詳しく見る

審美治療

歯を白く、美しくするためには、大きく分けて2つの方法があります。
着色などで黄ばんでしまった天然の歯を白くするにはホワイトニングがお勧めです。
銀歯を白くしたい場合や、歯の形もきれいにしたい場合にはセラミックなどによる審美治療が必要になります。
また、入れ歯をお使いの方で、金具が目立つことが気になっておられるのであれば、金具を使用しない目立ちにくい入れ歯という選択肢があります。

銀歯あるいは変色した被せ物を白くしたい、歯の変色が著しい場合、あるいは歯の形もきれいにしたい場合には審美治療となります。セラミックによる修復は、見た目が自然なだけではなく、セラミックは歯に近い性質のため、むし歯が再発しにくいという、うれしいメリットもあります。
審美治療で使用する素材には様々なものがあります。当院では以下のような治療法を実施しています。

〇オールセラミック
金属を使用せずにセラミックのみで修復します。透明感があり、天然の歯に近い仕上がりになります。治療から長期間が経っても変色することがなく、汚れもつきにくいため衛生的で、摩耗にも強いことが特徴です。金属アレルギーの心配もなく、生体に優しい修復材料です。ただし、衝撃にはやや弱いため被せ物の厚みがあまり薄いと破折の危険性が生じます。このため、かみ合わせの状態などによっては適さない場合もあります。
使用するセラミックにより、以下のような種類があります。

・ナノジルコニア
パナソニックが開発した、現時点で特におすすめできる素材です。仕上がりの美しさだけではなく、微小な亀裂を自己修復する仕組みがあり、こわれにくいのが特徴です。

・ジルコニアボンド
ジルコニアの表面をガラスセラミックで仕上げる修復方法です。仕上がりの美しさが特徴です。ただし、被せ物の厚みがある程度必要になるため、歯の削除量が多くなるのが欠点です。

・オールジルコニア
微妙な色調再現はできませんが強度に優れており、丈夫さを重視する方におすすめです。

・セレック・セラミック
当院に設置しているセレック・システムを使用して最短約1時間でセラミックによる修復物が作製できます。他のセラミック修復より強度は落ちるものの、短期間で治療を完了したい場合や、費用を抑えたい場合に威力を発揮します。

〇ラミネートベニア
前歯の色や形が気になる場合、すきっ歯を短期間で治療したい場合などで、むし歯があまり進んでいない時に適用できます。歯の表面を薄く削り、そこにネイルチップのようなセラミックを装着します。歯を削る量が少ないため、必ずしも麻酔の必要がありません。


欠点は破折しやすいことと、歯の状態によっては適さないことです。
セレックで作製すれば、1日で治療完了することも可能です。


〇メタルボンド
セラミックの裏うちに金属を使用した修復方法で、セラミックの利点である美しさと金属の持つ強度を兼ね備えたバランスの良い修復方法です。オールセラミック同様、セラミック表面は変色せず、汚れがつきにくく、摩耗にも強いです。裏うちに金属を使用しているため、強度にも優れており、適用範囲が広く、信頼性が高い治療法と言えます。
かみ合わせがきつくて厚みが十分にとれない場合は、かみ合わせの面は金属のみで仕上げるベニヤタイプが適しています。
かみ合わせの面の厚みが十分とれる場合は、かみ合わせの面もセラミックで覆うフルベイクタイプが選択可能になります。
フルベイクタイプであれば口を開けても金属が見えるようなことはありません。
ただし、内面に金属を使用しているために光の透過性が犠牲になります。このため、できるだけ天然歯に似た色調を再現したい、より美しさを追求したい、という場合にはオールセラミックをおすすめします。

〇ハイブリッドレジン前装冠
メタルボンドのセラミック部分を、セラミックとレジン(プラスチック樹脂)を混ぜ合わせて作ったハイブリッドレジンを用いて仕上げたものです。
ハイブリッドレジンのメリットは、セラミックよりもお手頃価格なこと、適度に摩耗するため、かみ合わせの歯を傷めないこと、保険のレジン前装冠よりも美しい仕上がりになることです。デメリットは、セラミックより汚れがつきやすく、すり減りやすいこと、経年的に変色すること、着色しやすいことなどです。奥歯のブリッジを白くしたいが費用は抑えたい場合などに選択肢にあがるかと思います。

〇CAD/CAM冠
セラミックとプラスチック樹脂を混ぜ合わせて作ったブロックを削りだして作製するハイブリッドレジン・ジャケット冠のことです。
現在、第二、第三大臼歯以外は保険適用となっております。ただし、歯やかみ合わせの状態によっては適用外となりますので、正しく診断をするためには実際にお口の状態を確認する必要があります。
金属アレルギーであることが記載された診療情報提供書(診断書)があれば、すべての大臼歯(前から6番目以降の奥歯)が保険適用となります。
大きなメリットは、保険適用であれば費用が抑えられることです。デメリットは装着時に使用する接着剤との相性にやや難点があり、脱離しやすい傾向があること、経年的に変色すること、着色しやすいこと、こわれやすいことなどです。いろいろと欠点もあり、保険適用範囲にも制限がありますが、費用を抑えたい場合は有力な選択肢となります。

詳しく見る

ホワイトニング

飲食物や喫煙による着色、あるいは加齢により変色してしまった歯に対してホワイトニングを実施することにより、歯本来の白さを取り戻すことができます。為害作用はほとんどなく、歯を削る必要もありません。ただし、漂白できるのは天然歯の部分のみとなります。失活歯(神経をとっている歯)や充填物(人工物)には作用しません。そして、犬歯や歯頚部(歯肉のすぐ上の部分)はホワイトニングの作用が現れにくいことがあります。天然歯の部分は白くなりますが、白くなる程度には個人差があります。このため、ホワイトニングでご希望の白さにならないような場合は、セラミックなどによる修復が必要となります。
また、ホワイトニングの作用は永久ではありません。時間の経過とともに徐々に後戻りします。 飲食物、喫煙などによる再度の着色や加齢による変色も起こります。このような場合には再施術が可能です。 個人差がありますが白さを維持するためには半年に1回程度の定期的な施術をおすすめします。
ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィス・ホワイトニングと、ご自宅で行うホーム・ホワイトニングがあります。


〇オフィス・ホワイトニング
歯科医院で歯に直接ホワイトニングの薬剤を塗布して、ホワイトニング用のライトを照射することにより、約1時間で歯を白くする方法です。短期間で手軽に歯を白くしたい方におすすめです。1回の施術では白さが不十分な場合には、1週間程度期間を空けて2回実施する場合もあります。


〇ホーム・ホワイトニング
専用のトレー(マウスピース)を作製し、ご自宅でホワイトニングの薬剤をトレーに注入して装着。1日1回約2時間を目安に3週間継続していただいて歯を白くする方法です。手間はかかりますが、気になった時にすぐにご自宅で何度でも実施できることが利点です。

詳しく見る

ノンクラスプ義歯(目立ちにくい入れ歯)

保険の部分入れ歯は、残っている歯にクラスプ(金属のバネ)をひっかけて固定しますが、ノンクラスプ義歯は、クラスプを使用しません。入れ歯を弾力性のある特殊な素材で作製して、残っている歯を包み込むようにして固定します。歯を包み込む部分は、歯ぐきと似た色ですので目立ちません。

また、見た目の違和感が少なくなる他、薄くて軽いため装着感も良くなります。金具と歯とのすき間に食べかすがつまったり、舌ざわりが気になるといった異物感も軽減されます。
他にも、入れ歯の材質の吸水性が低いため、臭いがつきにくくなる、金属床を併用しない場合は金属アレルギーの方にも不安なくご使用いただける、などの利点があります。

注意点としては、取りはずし式の部分入れ歯ですので、通常の部分入れ歯と同様にご自分で取りはずしてお手入れをしていただく必要があります。義歯洗浄剤によっては、材質の劣化を早める悪影響を及ぼすものもあるため、適した義歯洗浄剤を使用する必要があります。

ノンクラスプ義歯は、材質が弾力性に富むために、強い力がかかるとたわみます。しっかりと力を受け止めて入れ歯の変形を抑えるためには、金属床の併用が必要になります。金属床とは、歯の裏側や歯ぐきの内側を薄い金属でぴったり覆う方法です。金属床の金属は非常に薄く軽いため、少ない違和感でお使いいただけます。また、金属は口の中をのぞきこまない限り見えませんので審美的に大きな問題にはなりません。このため、機能性も重視される場合には金属床の併用をおすすめします。

ノンクラスプ義歯は、残っている歯にぴったりと入れ歯がはまりこんで固定されます。装着時に歯のまわりに汚れが残っていると入れ歯が所定の位置におさまらない原因になったり、歯のまわりに汚れを封じ込めるようなことになるため、むし歯や歯周病の原因になるおそれがあります。入れ歯を装着する前に歯磨きをしてください。入れ歯を良い状態で長く使用するためには、残っている歯や歯ぐきの状態が安定している必要があります。歯周病がある場合は、歯周病に対する治療もあわせて行うことを強くおすすめします。

ノンクラスプ義歯は作製方法が特殊なため、破損した場合の修理に10日間程度の日数がかかります。
以上のような注意点はありますが、あなたが部分入れ歯に感じておられる不満をノンクラスプ義歯であれば解消できるかもしれません。まずは、担当の歯科医師にご相談ください。
なお、ノンクラスプ義歯を当院ではスマートデンチャーと呼んでおり、他の医療機関ではスマイルデンチャーと呼んでいることもありますが、ほぼ同じような治療法です。

詳しく見る

インプラント

インプラントは、失った歯の代わりを作る治療法です。入れ歯やブリッジといった従来の治療方法では不満がある、あるいは対応できない人のための治療法と言えます。あごの骨にフィクスチャーと呼ばれるチタン製のネジのようなものを埋め込み、これを土台として人工の歯を作製します。

インプラントはあごの骨にしっかりと固定され、天然の歯に近い状態でかめるようになるため、入れ歯による不満の多くを解消することができます。
また、インプラントなら他の歯を傷つけることなく治療ができるので、ブリッジを入れるために健康な歯を削りたくないという人にも適しています。後ろに支える歯がないためにブリッジの適用ができないような場合でもインプラントなら対応が可能です。

しかし、全ての人、全ての部位に実施できるわけではありません。
まず、全身的な要因として1時間程度の局所麻酔の手術に耐えられない人、重度の糖尿病や骨粗しょう症などの疾患のある人にはおすすめできません。頻度は少ないですがチタンにアレルギーのある人にも適用できません。

局所的な要因として、インプラントを入れる部分のあごの骨が著しく少ない場合や、かみ合わせの関係が著しく不良な場合などにも適しません。
また、インプラントの周囲は天然の歯より汚れがつきやすいため、インプラントを長持ちさせるためには歯磨きなど日常のケアがたいへん重要で、定期検診も不可欠です。
インプラントはお手入れが不要なわけではありません。このため、ご自身でのお口の管理がしっかりできない人、お口の清掃状態が不良な人にはインプラントをおすすめできません。

インプラントによる治療を行う場合にはさまざまな要素を考慮する必要があるため、インプラントによる治療をご希望の場合は、治療が可能かどうか、まずはくわしくお体の状態とお口の状態を調べる必要があります。

詳しく見る

親知らずの抜歯

親知らずは18歳以降に生えてくる、前から8番目の歯です。智歯(ちし)という呼び方もあります。親知らずがない方や1本だけないといった方もいらっしゃいます。親知らずはあるのだけれど歯ぐきの中に埋もれていて本人が自覚されていないことも多々あります。


〇親知らずは抜く必要があるの?
親知らずでもしっかり生えていてかみ合っており、むし歯が進んでいるのでもなければ抜く必要はありません。また、逆に埋まっていて炎症がなければ必ずしもすぐに抜く必要はありません。

しかし、親知らずが生えるための十分なスペースがなく、歯がかたむいて生えてきたために前の歯にぶつかって中途半端な状態で止まってしまうケースが多々あります。 歯が一部分だけ見えて止まっているようなケースでは歯の周りが細菌のたまり場になります。こういった状態を放置すると親知らずの前の歯にむし歯ができてしまうこともありますので、たとえ現在は痛みがなくても抜いたほうが良いです。
また、上の親知らずの場合は生えてきたものの下の歯とかみ合わず、頬やのどの粘膜を傷つけるようになることもよく見られ、この場合は抜く必要があります。

それから、歯の矯正をされている場合は歯並びに悪影響を与える場合がありますので、抜歯が必要になることが多いです。

さらに、埋まっていて自覚症状がない状態でも親知らずの周りに嚢胞(のうほう)というふくろ状の良性腫瘍ができることがまれにあります。

ご心配な方は一度検診がてらエックス線写真検査を受けられるのが良いかと思います。


〇親知らずをどうやって抜くの?
埋まっている下の親知らずを抜くためには親知らずを覆っている歯ぐきを切って親知らずの周りの骨を削り、親知らずの頭の部分を分割して歯を細かくして抜きます。
親知らずには様々な状態があり、抜くのが非常に困難なケースも多々あります。
このため、歯科口腔外科のトレーニングを受けた歯科医師に抜いてもらうのが良いでしょう。
当院の院長は親知らずの抜歯を得意としていますので、ぜひご相談ください。
局所的な炎症が強い場合や特殊なケースを除いて、ご希望であれば初診当日に抜歯をすることが可能です。


〇合併症について
親知らずの抜歯に伴う合併症には腫れ、痛み、出血といった外科処置につきものの症状の他に、オトガイ神経障害と舌神経障害があります。
下の親知らずの根の先の方の骨の中に下歯槽管という神経と血管の通り道があります。
親知らずがこの下歯槽管に近接している場合、抜歯後に1%程度の確率でオトガイ神経障害が生じることがあります。
オトガイ神経障害を発症すると、抜いた側の下唇からあごの先の方にかけての感覚が鈍くなります。また、びりびりした感じが出ることもあります。
もう一つが舌神経障害です。
下の親知らずの内側の粘膜の中を舌神経が走っており、抜歯時に傷つける可能性があります。発症頻度は1%以下ですので滅多にありませんが、発症すると抜いた側の舌の感覚が鈍くなります。
万が一、神経障害が発症した場合は、神経の改善を促進する薬を飲んでいただきながら経過をみることになります。
多くの場合は2~3か月程度で治癒しますが中には難治性となることもあります。


〇抜歯後の注意事項
帰宅後に出血した場合、唾液に少し血が混じる程度なら心配ありませんが、血がどんどん流れ出てくるような場合は清潔なガーゼ(ティッシュペーパーや脱脂綿ではなく、ガーゼがおすすめです)をしっかり20分程度かんでください。それでも出血が続く場合はご連絡ください。
抜歯当日はうがいをしないでください。頻繁につばを吐いたり、歯を抜いた部位に刺激を加えたりすると再出血の原因になります。うがい薬は翌日から使用してください。
歯を抜いたことによってできた穴は1か月から2か月くらいかけて徐々に盛り上がってふさがります。抜歯翌日からは食べかすがつまったままにならないように食後にしっかりうがいをしてください。
麻酔は1時間から3時間(使用量や注射部位で異なります)程度で切れます。麻酔が効いている間の飲食は避けてください。頬や唇、舌をかむ原因になります。麻酔が切れたら食事をしていただいて構いません。
痛み止めは麻酔が切れ始めの頃にあらかじめ1回分を飲んでおくことをおすすめします。
当日の飲酒、長時間の入浴や激しい運動は控えてください。腫れや痛みがひどくなったり、出血する原因になります。また、腫れや痛みが残っている間は飲酒や激しい運動を控えてください。
数日間、喫煙は控えてください。傷が改善するまでの時間が長くなる原因になります。
処方された薬は用法、用量を守って正しく服用してください。万が一、じんま疹や下痢など、副作用が出現した場合は服用を中止してご連絡ください。
腫れや痛みが強い場合は氷水でしぼったタオルなどで顔の外から軽く冷やしてください。

むし歯治療

むし歯とは、むし歯菌が出す酸によって歯が溶かされた状態をいいます。一口にむし歯といってもいろいろな症状があり、一度治療をしたところが再発したものや、痛みはないけれども黒くなっているものなど様々です。当院では、むし歯だからといってむやみに削らず、必要な場合に削る治療を心がけています。

患者さまが「歯が痛い」と訴えられている場合は、原則としてレントゲン写真を撮影します。むし歯が原因と考えられれば、患者さまにむし歯の診断と治療法についてご説明し、同意をいただけましたら治療に移ります。中には、治療を行うかどうか考えたいという患者さまもいらっしゃいますので、その場合は、ご自宅で考えていただいています。

治療は患者さまの同意があって、初めて行います。勝手に治療を進めるようなことはありません。むし歯治療に不安がある方も、リラックスしてお越しください。

小児歯科

当然ではありますが、歯の健康は食習慣や日々のケアが関係しています。好きな物を好きな時間にお子さまに与えたり、仕上げ磨きをおざなりにしていると、お子さまの歯はやがてむし歯になってしまうでしょう。そのため、当院では、治療をする他にも、正しい食生活やブラッシングについてもお話ししています。

お話をする際は、お子さまに分かりやすい言葉を使うことを心がけています。説明をしっかりするのは、お子さまが治療を前向きに捉えられるようにするためです。歯の治療は口を開けてもらうことや、診療台に座ってもらうことなど、お子さまのご協力も必要です。そのため、お子さま自身に治療を受けようと思っていただけることが、その後のお子さまの健康のために大事だと考えています。

詳しく見る

その他の治療

当院では、この他に次のような治療も行っています。
顎関節症、睡眠時無呼吸症候群、口臭治療、舌痛症、口内炎、金属床義歯、ゴールド・クラウン/インレーなど。

詳しく見る